6月といえばジューンブライドのシーズンです!

街を車で走っていると、最近よく河川敷などで結婚式の前撮りと思われるタキシードやドレス姿のカップルをよく見ます。

ぜひ、お幸せになってもらいたいものですね。

余談ですが、私の結婚記念日は2月14日です。

ちなみに去年は妻からチョコもらえませんでした・・・・・。

 

さて、結婚を機に生命保険に加入するのはよく聞く話ですが、私としてはぜひ、結婚を機に夫婦どちらにも遺言を書いて欲しいと思っています。

 

その理由は3つ。

①夫婦のどちらかに万が一のことがあったとき、残された方の負担を減らすため。

②子供が未成年のうちに相続が発生したら、遺言がないと手続きが面倒だから。

③若いうちに遺言を作った方が、遺言の恩恵をたくさん受けられるから。

 

①の場合は、子供がいない夫婦であれば、万が一配偶者が亡くなったときに、ほとんどの場合、自分の他に配偶者の親か兄弟姉妹が相続人になります。

ただでさえ、配偶者が亡くなってショックを受けているのに、さらに面倒な相続の手続なんて本当はやりたくないですよね。

しかし、銀行口座にしても不動産にしても、遺産の多い少ないにかかわらず、遺産の名義を変えるためには他の相続人のハンコ(同意)が必要となってきます。

場合によっては、早めに亡くなった配偶者の銀行口座を解約しないと、葬儀費用が払えなかったり、生活費が足りなくなったりすることも考えられます。なので、できればもめずに他の相続人からハンコをもらいたいところです。

しかし残念ながら、私の経験上、配偶者の親や兄弟姉妹が相続人となった場合、相続手続きはすんなりいかないケースが多いです。

その訳は、普段から配偶者の親や兄弟姉妹とは仲が良くないことも珍しくないし、そこに配偶者の死が重なればなおさら関係が悪化することが多いからです。それに、配偶者の親が相続人となる場合には、高齢により認知症になっていたり、病気で意識がはっきりしていなかったりすることもあります。

これでは、すんなりハンコをもらいたくても、もらえるはずがありません。

 

②の場合は、相続人が自分と未成年の子供の場合、遺言がなければ必ず家庭裁判所に「特別代理人」の申立てを行い、特別代理人を未成年の子供の代理人として亡くなった配偶者の相続手続きを進めていくことになります。そして特別代理人を立てたときには、必ず子供には法定相続分以上の財産を相続させなければいけません。

実際には子供が未成年の場合、親が子供の財産を管理することになるケースが圧倒的に多いので、全て親が相続すればいいのにと個人的には思っています。しかし、それは現状認められていたいため、必ず未成年の子供には法定相続分以上の財産を相続させる必要があるのです。

亡くなった配偶者の遺産に現預金がたくさんあればよいのですが、遺産が自宅などの不動産しかない場合には、自宅の名義を一部子供名義にする必要がでてきます。こうなると自宅の権利関係が複雑になるので後々面倒なことになりそうで嫌ですよね。

このような事態はできれば避けたいところです。

 

こんなときに「配偶者に全て相続させる」という内容の遺言があれば、①の場合も②の場合も、一旦全ての遺産を残された配偶者名義に変更することができます。

遺留分を請求される可能性はありますが、少なくとも遺言がちゃんとしたものであれば遺産の名義変更手続きが滞ることはないので、遺言があると遺産の名義変更の際にはとっても便利です。

 

遺言はできれば少し費用はかかりますが公正証書で作りたいところです。

なぜなら、遺言自体の信頼性が自筆証書遺言よりもかなり高くなりますし、無効になる可能性もほとんどないからです。それに家庭裁判所での検認手続きも必要ありませんしね。

ただ、若いうちはあまり遺言にお金をかけたくないという方も多いと思います。

そんな方はぜひ、自筆証書遺言でもかまわないので、遺言を作っておいてください。

遺言は早く作った方がその恩恵を長く受けられます。事情が変わったら、後から遺言内容を変えることもできますしね。

それに公正証書遺言であれば、財産の額に応じて公証人の費用が変わってくるので、まだ財産が少ない若いうちに作った方が費用が安くすむ可能性が高くなるんですよ。

そんなわけで、特に結婚している方、これから結婚を考えている方は、まだ若くてもすぐに遺言を作りましょう!

 

追伸:

「ウェディング遺言」

いつか商品化してみたいと思います!